篤い鹿児島より帰りました。

いつも感じる事だが鹿児島は常に篤い。

今回は我らの和み企画が皆様のお力をお借りして初めての

企画に一番難しいと言われてる食の分野を取り上げた。

角谷 勲氏(伝統料理「清重流」4代目)が鹿児島の素材を使って

昼と夜それぞれ40席の3日間という専門家でも難しい企画に取り組んだ。

神様はどうも期待できる者にはより大きな課題を出される傾向があるらしいが

彼らは見事にやりおおせた。それもこの「鹿児島」でである。

見ている人は見ている。この3日間の和み茶寮開催の後、思っても居ない

大きなお話が舞い込んでいる。ここ1ヶ月というもの、和み企画の面々は

ほとんど寝ずにこの企画に取り組んでいる。そんな人たちに回りが暖かい拍手を

送っていただけた事に本当に感謝したい。特にご家族の応援が無ければ

ならない事である。又陰で支えていただいた皆様にも感謝である。

難しい事をやり果せた、彼らに神様は大きなご褒美を下さったようだ。

これだけの大きな会は鹿児島では二度と無いのではないだろうか?

他の誰かがこれと同じ事を企画することはもう出来ないだろう。

ここに18日桐島さんと私たちが頂いたメニューを紹介しよう。

夜の膳お献立

前菜  黒胡麻豆腐 生ウニ 山葵 とんぶり

    ベッコウ卵黄 鱈白子塩焼き

造里  天然鯛 あかばら トロ 水イカ たか海老

煮物  煮貝 野菜あん

焼物  マツブ貝 金目鯛西京焼

蒸物  花咲がに姿盛り 土佐酢

強肴  黒毛和牛ステーキ

揚げ物 ずわい蟹ポーション、茄子、青唐

酢物  ホタテ貝 黄身酢

サラダ 赤貝と小柱のワサビドレッシング

食事  薩摩黒米ご飯

止椀  平目くず打 焼葱 三つ葉

菓子  野菊

これだけのものが出た花咲ガニは丸1匹私はしっかり頂く。

その間に桐島先生が皇室のレセプションに出席なさった話を伺う。

先生らしいエピソードに心から拍手をする。

つくずく今の私の立ち居地に感謝した。本当に私は幸せ者である。