ゴッホ展

朝病院にお花を買うので立ち寄ったお花屋さんのラジオから福岡FMラジオ放送が流れていた。

花束を作っていただくのに時間が掛かった為すっかりラジオに聞き入った。

女性アナウンサーが自分の3歳の子供さんを美術館デビュウさせた話であったが昔の自分を思い出してニヤニヤした。

しかし此のデビュウをゴッホでしたという。なかなか勇気のあるお母さんだ。「本物が子供にどう捉えられるか、

しっかりレポートしていた。」ゴッホといえば大抵の人は「ひまわり」という。ゴッホと日本の浮世絵の話も知る人は

多いと思う。また生前売れた絵は一枚だけということ、37歳でピストル自殺未遂を起こし2日後に最愛の弟に看取られ

亡くなった。亡くなるまで70日間で70枚の絵を描き死ぬ直前まで魂の火を燃やし続けた、人で精神の病の中であのように

素晴らしい作品を書き続けた。弟は兄を支え続けた。そんな説明は3歳の子供さんにはしていない。

しかし、子供の素直な感性は実にしっかりとゴッホを捉えていた。「本物の持つ感性は3歳児にも解かった。」

ということだろうと思う。なんでも小さい頃から本物に接していることの子供の感性は本当に素晴らしい物がある。

頑張れ日本の子供たち。