熊本出張

羽田空港第一ターミナルに着いてまずビックリした。暗い。節電である。私達はこんなにも電気を使っていた。垂れ流す。そんな状態が日本人の身にしみこんでいる。より快適な生活を求め当たり前と思えたことが本当は凄い贅沢をしていたことに気が着く。
「有り難いことである。」

天候不良の為熊本飛行場にたどり着くには余談を許されなかった。後ろの座席に赤ちゃんが座ったが飛行機の上下によく泣いた。

しかし無事熊本飛行場に着いた安堵の気持ちもあったのか、周りの人々の気持ちは穏やかだった。

熊本は優しい雨が降り節電は感じなかった。

ふと電気のない生活を考えてみた。
今の日本人には無理だろう。

人間が追い求め当たり前とした贅沢。そのための危険を今きずかされている。

今までどうりの感性では感じ取れない。
夜永年の友人で鍼灸師と話した。
人の気を読む職業の厳しさと気が読めてしまう辛さを彼女ら聴いた。
私はずーっとこの世界にいた。
人には読めて幸せ、読めないから幸せと二種類ある。

誰にも解らない世界で生きる。
三次元の立場の確保。
、まだまだ進行中だ。