悲恋の話

セバスチャンさんに小国という所に連れて行ってもらった。ここに樹齢1000年の大銀杏が滝を望む小山の上にある。
醍醐天皇の孫宮の小松女院は笛の名手で美男子で誉れの高い清少納言の兄清原正高と恋仲になり噂になることを怖れた天皇は清原正高を豊前の国下毛郷へ女院因幡の国へと流されたが因幡を乳母真神と共に抜け出し清原正高を慕ってここ宮原までやってきて母とも慕う乳母が亡くなりここに銀杏の木を植え墓標とした。そのご近くの泉に鏡を投じ再会を祈願し玖珠と言うところで再会を果たすが
残念な事に妻子がいることが解りその後女院は三日月滝に身を投じられた。

このオオイチョウはちこぶさま(乳瘤様)と言われ母乳のでを良くしたり子授けをお願いしたりする有り難い存在です。