素敵な時間
昔人は朝日を拝み、人界を収める神を拝んだ。
東京の日の出が遅くなっている。5時55分この時間なら起きておいでの方も多いのではないだろうか。
朝日からも素晴らしく清いエネルギーを頂ける。
今日は満月きっと素晴らしいエネルギーが来ることだろう。(エネルギーの頂き方を知っている人の話だが・・・)
昨日は真っ赤な朝日が箒で掃いたような雲の合間にぴかっと光った。良いことがありそうだ。
案の定私が「新宿高島屋で今田美奈子氏の『華麗なる王妃の食卓芸術展』にご一緒しない?」と声を掛けた、
大学時代の友人から「ごめんなさい、今日はやっと切符が取れた玉三郎さんの舞踊公演があるの日生劇場
なんだけどね。そうだ、一枚切符が余っているんだけど貴女行かない」逆に誘われてしまった。
二つ返事でOKである。自分で勝手に思い込んでいるのだが、玉三郎さんとはご縁がありそうなのだ。
あの優美としか言いようのないお姿、息を呑むというか、ため息しか出ない世界。
大変に自分に厳しい方だと聞く。そうでなければ、あんな世界は表現できないとしっている私がいる。
生で見る心地の良さに「玉三郎に惚れている。」自分を再確認する。
本当に美しい。友人から「意外だわ」と言われたが私にも人として高嶺の花の芸術家の御一人である。
さて、今田美奈子先生の展覧会にうかがった。「あらコトネさんよくいらっしゃいました。」サインにお出ましの
先生にお会いした。「これが終わりましたら、お話いたしましょう。」と言われたが、「この後所要がありまして。」
と申し上げた。まさか玉三郎・・・とはちょっと申し上げずらかった。
展覧会は食卓芸術の世界、テーブルセッティングの世界。そしてお菓子の世界である。
私としてはそれぞれの歴史を彩った王妃達と宮中の暗さの中で食卓を彩ったであろう人々の姿を思い出しては
楽しんでおりました。何だか知っている。もっともっと、暗かった。蝋燭で映し出される顔はもっと幻想的であった。
きっと今田美奈子先生も本物を知るお方であろうと理解する。新宿高島屋のタイムズスクエアー会場よりも広い
場所での晩さん会のセッティングをきっと小さくまとまって表現しなければならない事に神経を使われたであろう、
そんな気がした。
お菓子は、「魔法使いの御家」のコーナーが気に入った。さすがにお菓子の今田先生だけあって生徒さんの垣根が
お菓子のコーナーには山ほどおられたと表現しても良いでしょう。
お招きありがとうございました。いただいた御本ゆっくり読ませていただきます。
さてさて、今日の朝日は雲に邪魔されて大きなエネルギーを分けては下さいませんでしたが、どんな素敵な
出会いを頂けましょうか、楽しみです。