美しき親子(桐島 洋子、桐島ノエル)

私の良き先輩である、桐島洋子先生が「手放す」と言う事について話して

下さることにも大変興味があったが、娘さんのノエルさんからハタヨガの話を

聞いていたし、クンダリーニヨガとはどんなものかも14日に引き続き経験し

てみたかったこともあり、浜松町まで出かけて行った。

竹島桟橋に近い倉庫街だが写真家の桐島かれんさんの旦那様の写真スタジオだそうだ。

外と内とはまるで違い大変に素敵な感性に溢れ、スタッフも手慣れた人たちで気持ちよく

事は、運んで行った。

洋子先生に日頃の御無沙汰を告げると、「どうしたの、あんまりおみ限りだから

何かあったんでしょ」と突っ込まれてしまった。

さすが千里眼、「先生こそ、浜松町までのお出ましですか?」と遠慮無く

突っ込むと素直に「ノエルが神経質な子だから、生徒さんのお集まりが気になってね」

優しい母の顔が浮かぶ。「それに、あなたは都下だから遠いかもしれないけど、家から

近いのよ」そうなんだ、目黒に有名人の家があるのはそういう事なのか。

ハタヨガの初めてを経験した、まず、呼吸法に身体のスイッチを入れる効果があること

を経験する。背骨をあまり意識したことが無いが、座り方ひとつでかなりの意識革命が

出来る事が解る。筋肉一つ一つが素直に動く、合っているかもしれない。

確かにどこも緊張させたりしないで過ごしている私の生活を深く反省した。

ノエルさんが「コトネさん見て見て、こんなにキン肉マンになってしまった」といって

隆隆とした筋肉を触らせて下さったが、本当に私もあそこまでいってみたい。

「このセミナーのためにもの凄いレッスンをしたんですよ」と洋子さん。

確かにプロ意識見習わなくてはいけない。お陰で柔らかく今まで使っていない筋肉に油が注がれた。

明日は筋肉痛かなと思いながら粘ってみたが瞑想や体を休めるポーズがふんだんに含められた為、

筋肉痛も無く爽やかな目覚めでした。マントラの効果、音の効果、日本人が忘れてしまった

身体の癒しがこのハタヨガにはあった。

ノエルさん手作りのインド式軽食を頂いた後、桐島先生親子によるトークが始まる。

何時聞いてもおもしろい。(母を気づかう娘さんの目がときどき私と会う。)

「手放す」執着からの脱皮だという。桐島洋子先生の人生に憧れた我々世代の人間にとって

やはり、先生のお話は珠玉である。22日森羅塾の出席を楽しみにしたい。

「福岡から飛んで帰ります。」とお約束した。