区切りと、受諾

人生のおいて、大いなる「区切り」を経験することは大変に必要であるらしい。

ある人に会った。彼女は大いなる区切りの時を自ら経験した。

自分の頭の後ろで扉が「ガチャン」と音を立てて閉まったそうだ。

精一杯生き切っている人は「区切り」の時を迎える準備が出来ている人である。

猶予の時間は皆平等に与えられている。この「区切り」が迫っているとどうも

自分を見つめ選択し、却下する心の動きが始まる。そして自分自身が受諾する。

この決断の速度は鉄の扉が閉まる速度と同じだ。

後悔は無い。不思議である、彼女は後腐れなくすっきりした顔に、ほほえみを浮かべ

これからの計画を語ってくれた。面白い計画だ。どれほどの事が出来るのか、私も寄り添いながら、

同じ時間を過ごすのも良いかしらと思っている。そうなると、頭がまた新しい事に向けて動き出した。

「区切り」と「受諾」は私の中で出来ている。新しい事に自信を持って受け入れていく準備も・・・

脳のアドレナリンが動き出した。