続き

志賀島はかなり平らな島のようだここに行く事になったご神事は沖津宮に行きご神事をする

沖津宮綿津見神を祭る離れ島に渡る道が大潮の時に2時から4時半に出現する海の底にできた道

を裸足で歩き、沖津宮に上がる。小さな鳥居をくぐり上まで行くと大きな二羽のサギが飛び立つ。

人の手があまり入らないせいか榊を使って掃除をし清める。清酒を撒き清める。

それぞれ同行者は自分の感性を研ぎ澄ましながら清めをする。

私は持っていった勾玉、剣、古代ガラスのネックレス、塩、この野の水、(清めは大島のマナイの水)

酒、等々を並べ準備をする。だんだんお宮がきれいになっていくのが皆わかる。

その内、Hさんが涙を浮かべて、「寂しかったと言われた。」H嬢は「国を守る要,もうけがされません」

Mさんは「ありがとう」という文字が見えましたと言われれその人その人の能力に応じて感じました。

その後それぞれが、感性のままにうたいや、舞を奉納し、完全に足を濡らさなくてもよい神の橋を渡り

今日の泊まり宿である「浜幸屋」さんに向かった時「表津宮」から「こちらには来ないのか?」

とお声がかかった為皆で伺いました。

「浜幸屋」さんで気持ちのよいお風呂のあと、お食事の席に付きましたところ、ぞろぞろと大勢の神様を

引きつれ綿津見神様がこちらにこられたため、私たちの食事を少し取り分けお酒もお供えいたしました。

大勢の神様が喜ばれお酒も飲まれましたので、ついでもついでもお酒がいっぱいにならないことに

皆びっくりしただけでなくお下がりを頂きましたが、仏祭と違いお酒がおいしくなっているのにも

皆びっくりしました。「浜幸屋」さんのお食事は神様のみでなく私たち4人もびっくりのお味です。

今度は志賀島ツアーを是非皆さんにも経験して頂きたいと思います。(福岡世話人さんが是非遠くからおいでくださり

楽しんでいただければと言われます。)

さざえの釜飯がことことと目の前で出来上がり、ツワノ葉の天婦羅、たけのこの山椒味噌ぞえ、ご主人の

手焼きの徳利から注がれる宗像大社に献上されるお酒のおいしいこと、タイのアラダキの美味しかったこと、

いろいろ思い出してもニコニコしてしまいます。それにもまして、京都からお嫁にこられた女将さんの

心づかいに大感激の4名でした。サービスとして出された地元の朝つみのアマオウのおいしさは後を引きます。

明日は、宿題に出された「かめ、竜宮城」の歴史的散歩と、これが大きな目的である中津宮の御神事参加と目白押しのため

と疲れが出たため枕に頭が付いたとたん、夢も見ない世界でした。