ビックリした。

都会の隙間とでも言っておこうか・・・

JRの電車を待つそんなあわただしい朝の時間に一本の電話が入った。

「コトネさんどうしましょう。私、死体の第一発見者になってしまいました。

これから、警察の現場検証に立ち会ったりするらしい」慌てた声、いつもの落ち着いた

彼女ではない。

彼女はマンションの管理組合の副会長をしている、もう数週間前から

匂いがして気になり今日は休みと言う事もあって、古い脚立を倉庫から出して

のぞいた所、敷地内に死体を発見、通報。

事件性があるかもしれないのか数十人の警察官や鑑識の方、レスキュウ隊や消防車まで来て

大騒ぎだったらしい。電話から聞こえた彼女の憔悴ブリが心配で仕事の後訪ねてみた。

「私がもう少し早く見つけてあげていたらあんなにならないで済んだのに」やさしい人である。

それにしても、警察の人には頭が下がったという。

確かにこのような事件があっても私たちではどうしようもないのだから、感謝しかない。

テレビドラマではないが事件の後始末をしてくれるお仕事をしてくださる方々がいて初めて

日本の治安が保たれている。



ある方がフイリッピンに旅行(去年の末)した時の話ではタクシーで走っている時、街の中で

道路の端で寝ている子がいたそうだ、「あの子は何?」と聞いた所。「ホームレスの病人です」と

タクシー運転手は答え、「病院に連れて行かなくては」と言うと「もうすぐ死にます、

ほおっておきましょう」と言われたと言う話を聞いたばかりだ。

世界は医療福祉が整っている国ばかりではない。

日本と言う国に住んでいると当たり前の生活がところ変わればとんでもないことになる

現状を知る必要がある。



平和ボケと言われる日本人、しかしこの国に生まれたありがたさにも気が付かないと

罰が当たると言うものだ。

::::::::::::::::::::::::::::::

http://www.ehc.jpn.com EHC(アース・ハート・サークル)ホームページの

「話」今日更新しました。龍の見方がちょっと変わりますよ。コトネ