物を書く事の難しさ

本当に大変です。

「死なないで殺さないで」のようにウエから書くように言われたものは言われる通り

書けばよいのです。しかし、自分で文章を書いていくことに楽しみと、わくわく感と

文章の神様のような方がいらして、ここから駄目だしがくる恐ろしさに書きたくないと言う

思いが錯綜する毎日です。作家としてはまだまだの自分を痛いほど解っているのです。しかし

どこかこんな贅沢な楽しみ方が出来る自分に満足している。全く違う人格がいる事も解るのです。

昔は軽井沢や、箱根や、妙高に籠って勝手に書いていました。しかし、ここの所新しいものを

手掛けようとしていました。援助の手を差し伸べて下さったありがたい方もおりますが、どこかで

作家の魂といいますか、エゴなのでしょうか。自分で書きたいと言う気持ちを抑える事が

出来ないのです。やらなければならない事をこなしながら少しずつ少しずつ動いております。

動く事で解る事。気が付く事がある事に感謝しつつ、今年は書く。と決めたのですからチャレンジ

してみます。私にしか書けない物を書いてみたいと思っております。何と贅沢な事でしょう。

こんな環境に感謝したいと思いながら頭をひねっております。