昔からの友達

ニューヨークで有名人の写真を撮っていた、たかはしじゅんいちさんに会った。

彼は3・11から復興支援をつずけている。あの年九州の熊本で講演をして下さって

以来、ニューヨークに仕事で行く以外は何度も足を運んでいる。

今は、支援の在り方も、ボランチィアのあり方も全て変わってきていると言う。

今は仮設住宅があり、仕事もある。しかし自分が何のために生きているのか、目的が見えずに

孤立する人が多いらしい。お金の使い方が解らない、あの日にフラッシュバックしてしまう

精神状態であると言う。大変な時は忘れていた事を頭が覚えていてあの日に急にもどる現象が

起こる人が増えているらしい。小学校でも地震だけを受けた子供と、死人をまたいで逃げ延びた子供

が同じクラスに入っていると,この状態を理解できないと言う。

少しでも役に立てたらと「魔法の油」を渡した。

究極の問題に効果があるかどうかは解らないけれど・・・