祈り
ニュースではこの1週間広島の大災害の様子が手に取るように入ってきている。
広島駅から1キロの距離のベットタウンで起きた表層崩壊による恐ろしい様子を見るにつけ
一日も早く行方不明の方が見つかるようにと、祈らない日は無い。
しかし、この悪天候の事も、樋口雄三教授との共同研究の時に言われていた。
日本に起こる事はいずれ世界に起きるのだとも言われている。その災害が少しでも緩和するには
祈るしかないのである。戦争、殺人、等の悪想念が世界に蔓延している。他人の助け合いや、
譲り合いが出来る日本と言う国でさえも、おかしくなっている。嘘が通る人間関係が構築されては
ならないのだ。お金の為に人をだます事の出来る人間が出す、悪想念がこの国を今のような
状態にしている。真に原発の開始を喜ぶ人間などいないにもかかわらず、開始をしようとしている。
政府の問題点を挙げた人間を外そうとしているマスコミも問題があり過ぎる。
アメリカのシンシナティーと言う所の空軍の歴代の飛行機の展示場を見てきた人の話によれば
そこを見て彼は思ったそうだ、「アメリカと言う国は大きすぎる。凄い国だと国民に思わせる
教育を幼い時から刷り込んでいる。この国では何でもできるのだ、凄い国に生まれたんだ、
つい最近まで人種差別が当たり前だった。どれほどひどい扱いを黒人たちは受けたのだろう。
いまでも、白人と黒人の差は歴然としている。よく黒人が大統領になれたものだ、
アメリカと言う国の弱点は何だろうと考えたが、一度も負けたことが無い事かもしれない。
日本人はこの凄い国を見せられおじけずいた政治家の言うとうりに動いているのではないか?」
彼の言葉に聞き入った。考えさせられる事が多い雨の一日だった。