八百万の神様と言われていますが?

九州の友人から「私たちは神様に対して何か間違ったことを日常でしているのでしょうか?」

と言う疑問が寄せられた。「貴女の言う神様とはどなたの事を言っていますか?」

「ハイ子供のころから何かと伺っている神社に祭られている神様のことです。」

「それは、産土神様といって、子供の誕生や成長を見守って下さっている、土着の神様です

しかし、神社を作るにあたって、古来からの大切な神様を祀っている神社があります。

日本には八百万の神々がおられ、この日本の国土を守っておられます。」

常に感謝の気持ちを持ってご挨拶いたしましょう。

良く、朝出かける時、帰って来た時ご挨拶している方を見かけますよね。感謝の気持ちが

神様に通じる良い機会です。

神社様は今でこそ立派な社殿を構えておりますが、嘗ては小さな石で造られた祠であったり、磐座であったり、したものもあります。

また、色々の神様を召還して来て、お祀りしたケースもあります。天災を神様に守って頂こうと
大きな禍のあったところに、神社が集まると言う事もあります。

全てを大切にする日本人の気質から昔は家に仏壇と神棚がある家が多かったと思います。

特に,商家などは仏壇と神棚があったと思います。お寺や神社に行かなくても家にお参りする場所があったのです。

今はそんなお家は都会では少なくなりました。しかし、うちはあの神社の氏子ですと言うお家はあると思います。そんなお家からお祭りの時、稚児行列の御稚児さんとして参加した思い出を持つ方もいるのではありませんか?楽しかったお祭りの時を思い出しましょう。

これは、氏子たちの神様に対する感謝の現れが祭りだということです。