楽しかった。

ここの所アマノコトネではなく、本名の一人の女として、世間に出ている。

これが、新鮮なのである。まだ慣れないと言ったほうが素直かもしれない。

アマノコトネと言う特殊能力者として、ここ20年近く生きてきた。

自分の本名すら頭の片隅に追いやっていた。

相手は、私を普通のおばさんとしてしか見ない、すると面白い現象に気が付く。

人は大勢集まるとお互いにけん制していかに自分のポジションを優位に置こうとするのか

が解る。そのためにも群れるのである。

アマノコトネというポジションを素の魂そのものの本名の自分として生きる場所を

確保しつつある。全くサラな生まれたての自分を発見する。

その中で一つ気が付いたことがある。

1。相手に興味を持つこと。(アイコンタクト特に笑顔で接する。)

2。言葉を大切にする。(相手の良い所はほめる)

3。自分をそのまま出すこと。(ありがたい。うれしい。かなしい。こまった。)

4。人は仲間が欲しいという事。(一度仲間と認めると、相手に信頼をおいてしまうだから裏切られた                などと思うのだ。)

5。人は自分が少しでも認められると認めた人を可愛がる(めでる)という事。

6。相手がどんな人間かに興味がある。

7。人は好意的に接してくる人がいると、もろ手を挙げて自分のことを話したい。


こんな楽しい、人間ウォッチングをしながら、昔の自分と今の自分を比べてみた。

1.落ち着いて自分の出方を瞬時に判断している。

2.肩書なんてその人の実力ではない。(肩書にこだわらない)

3.決して深入りしない。どんな人とも距離を持つ自分がいた。

4.新しい分野に挑戦するときは、まず、0である自分を構築する。

  0ほど無限の可能性を秘めたものはないのだから。  以上