友人の父

恵比寿の日赤に急遽行ってきました。

御歳90歳の友人のお父様は昔自衛隊の最高幹部をなさった方である。

頭脳は明晰、私たちのしゃべる事はしっかり理解なさる。しかし私に

「コトネさん私もとうとう寝たきりになってしまいました。」とぽつりと言われる。

確かに行った時には喉に痰が絡まり、呑み込みが出来ず、喉から吸引で端をたくさん出していたが

肺の影と、心臓に施療を施して大変楽になられ血圧も170から130に下がり血液内酸素濃度も

97になった。ご家族もひとまずご安心である。伺ってよかった。

帰りアトレの西館に連れて行ったもらうがあまりの変わり様にビックリ。

本当にすぐにきれいになるんだな・・・

近頃特に私がかかわってきた老人たちが90歳と言う年齢になり死と言う物に近くなってきた。

私も歳を重ねてきてはいるが、何か感じ方が変わってきている。どんな生き方が良いのか?

素敵に歳を取るとはどんなことで、死と言う物をもっとしっかりと見据えてみたいと

心から思うようになった。