立川伊勢丹のキハチ

両親のため妹と二人で動いた老人介護施設への交渉は、電車の乗り継ぎもうまくいき

幸先の良いスタートに妹もびっくり。このような事になれている幸せな私は、

「そうか、この人はまだ、神一厘の仕組みをしらないのだな。」と実感した。

私は他人のふり見てだが、よっぽどの神のご加護に感謝した。

青梅の老人介護施設は妹や、実家の人々が以前からよく利用しているところなので

私達に対しての応対、待遇は大変良く、万が一のアクシデントが起こっても何時でも

二人を受け入れて下さるという事がはっきりしたので、病院内の見学を含め

満足のいくものであった。入所するならこちらと決めていた両親もこれなら満足する事だろう。


妹が私との夕食を立川の伊勢丹キハチでと言うので、行ってみた。

立川は花火大会で混雑していた。今年は若者の浴衣姿が目に留まる。男の子も

浴衣姿が多い。日本の良さの浴衣も今は色々。「青春が歩いている。」と妹が

人ごみを分け進む人々を見て笑った。「我々も、おばあさん」などと言いながら

キハチに着く。最初のお客。フルコースに近い冷製パスタ(あわびとウニの盛り合わせ)、

オマールエビのカレー風味。デザート

美しく美味しい夕食に久しぶりの姉妹の会話は弾んだ。


しかし、わたしは、日本の老後と明日は我が身を考えてしまった。