10日神戸西宮の講演に行きます。
「トノオシテ 瀬尾律姫さま言霊リメンバリング」の初公演が西宮である。
急遽大江先生の講演に伺うことになった。関西地区の方ともまたお会いできることを
、
楽しみにしている。朝東京駅を8時に出れば新幹線で新大阪に10時半には着く。
西宮の駅に大江先生が迎えに来て下さるとか、恐縮である。
昨日は3時から7時までM女史に新本の校正をお願いした。楽しく会話を楽しみ
おせんべいをポリポリやりながら、の作業だ。
一人の本書きの時間も楽しいが、こういう時間の流れも好きだ。
日本語とは感情の表現の仕方で、ニュアンスがまるきり変わるから面白い。
本が書ける事に生みの苦しみも味わい、寝かせて成熟させることも味わい、また
苦手な読書の時間も必ず読まなくてはならない本という、一種の強迫観念から読書に慣れてきた。
桐島洋子先生が多くの本を持ちながら執筆活動のお宿に来られることがよく解るようになった。
ひと段落したら、また妙高高原か箱根に行こう。有名な作家の気持ちもよくわかる。
日常からの逃避。原稿用紙とペンのみを持ち、カリカリというペンを走らせる音と、
インクの匂いの中の、ふつふつと湧きいずる、頭の中から紡ぎ出される文章。
なんだか、そんな空間と時間が欲しくなる自分を
「ばかめそんな余裕あるか」と睨みつけながら、それでも、憧れるコトネです。