ロイヤルホストで食事をした

台本を読もうとしたが、集中できない。周りで、歳を取った人(どう見ても70歳代)と、

40歳代の女性が話している。年代の人が介護についてのアドバイスをしているかと思えば

同じような年代の女性同士で座った席からは、相続のお金の話。皆真剣だから、声も大きい。

架空世界の芝居の台本に集中できるほど私は芝居人ではない。


しかし世間話は面白い。やはり私は物書きの方があっている事を痛感する。

昨日も書いたが神様と言う方は私の弱点を良くご存知と言うか傍で見ているのではあるまいか

と思うほど、ドンピシャで私のなおさなければならない問題点を突いてくる。

佐藤愛子先生を尊敬しているからだけではない。私の中に、大きな「怒りの虫」が

存在する。この虫はいつのまにか、怒髪天を突くほどに成長する。

昨晩もこの虫が頭を持ち上げた。皆自分の役づくりに真剣だからしょうがないと

溜飲を下げたつもりであったが脳にバイブレーションで残っていた。

やはり、この虫は天からの忠告虫だ。今日の明けがたの夢がリアルであった。

私の周りの全ての人が、私に覚えのない何かの誤解により、離反していくのだ。

噂は噂を呼び、広がっていく。そんな時お前はどうするという質問でもある。

平常心を持って静かにしている。どんな誤解も一度は燃え上がる。

警戒心もそろそろ持たなくてはならない。

私に、一つの方向性を示している。

そんな夢を見た。


千秋楽と言って一番最後の舞台。16日の18時から、役者も疲れをフっ飛ばして、

最後の舞台に命の限りを尽くします。どうぞ見に来て下さい。チケットぴあでも買えます。

「見果てぬ夢」です。よろしくお願いします。