爽やかな大往生

皆さま色々お気を使わせましたが、私の父が95歳で、先程息を引き取りました。こんなに見事な、爽やかな死に直面して、誇り高い気持ちで、送り出せた事に感謝しております。
父の遺言も聞く事ができました。聞き取りは、充分に母の悲しみを和らげたようです。
彼はたいそう喜んで阿弥陀様に会いに行く事にワクワクしながら旅立ちました。ワクワクの期待感からか、家族親族は父の門出を「ありがとうね。」の大合唱で、送りました。

家族親族全ての人が彼の枕辺にあつまりました。私は身体から離れた父を手を振って見送りました。爽やかな笑顔でした。
故に悲しみも、憂いもありません。