見事に0

自分を褒める訳では無い。
しかし、本日は真言宗豊山派の方のお葬儀に朝からお邪魔した。
ダイイングメッセージを聞き取るのがお役目である。この方はもう10年以上のお付き合いになる。ダンディな素敵な方だ。その方もいかれた、最後のお別れで大きなカサブランカの花を手向けた。
火葬で扉の前に佇まれた、かの人は、「もうこれで戻れないんですね。」と寂しそうだった。
おとぎの席でかの人と二つ違い92歳という義理の父が前にすわられた。良いお声で、歯もしっかりしておられる方が、「お若いですね、と言われると寂しくなります。」と真剣に言われた。その歳にならないと、解らない事沢山あります。
私は今日も空っぽの状態て、読み取りに、はげんだ。ダイイングメッセージはより正確に故人の遺志を受け取らなければならない。自分を消して相手を受け止める。大変難しい作業である。
今までの読み取りで、故人の荒御魂が出た事はない、今日の故人も穏やかな方で良かった。