激動

世の中のニュースに耳を傾け、目を凝らしてみると色々な裏側が見えてくる。

高校の倫理社会の先生が新聞はまともに読むな、横からも裏からも斜めからも読め

と言われた事を思い出す。

今の世界情勢を見るにつけ日本の事のみでは生きていけない時代の恐ろしさを感じる。

アフリカ ソマリアの極度の干ばつその事による飢えた難民の流出、木を植える運動で知られる

ノーベル平和賞を送られたワンガリ・マータイ女史が亡くなられたと言うニュースに

画面に釘ずけになった。日本の「もったいない」を口ずさまれる姿が印象的な女性だった。

彼女の最後となった取材に「危惧していたことが起こってしまった。」地球のある場所は

極度の干ばつ、ある場所は洪水、どれも人間が自然との共存をやめ、森や山を切り崩し

生産や経済活動にのみ偏り過ぎた結果が逆に人間を苦しめている。

リビアカダフィ大佐殺害記事、確かに独裁者は死んだがこれからの国情をどうやって

誰が維持していくのだろう。イギリス、フランスは革命の名の基どれだけの武器弾薬を

革命政府に渡したのだろう。アフガニスタンもまだ本格的な民主化はしていない。

この国リビアはどうなって行くのだろう。ここに住む人々は何を望んでいるのだろう。

タイのバンコクに洪水の水が襲い掛かっている。

20年ほど前タイの工業団地に中小企業を誘致して欲しいと言う話が大統領の親戚を名乗る人から

来た事があった。早速ウエに伺ったが、「手を出すな」というご指示であったことを覚えている。

そう、災害はどこでもおこります、貿易差益の還元は今まで十分すぎるくらい受けていますよね。

ニュースはこれ位にして、お鍋にはもうさかな屋の店先に「アンコウ」が出回っている。

アンコウの肝これもお鍋に良く合いますね。こんなにおいしいものが食べられて、幸せでいられる

のも 日本にいるからこそですよ。