今日思ったこと とりとめもなく
S・A先生のまねをして・・・・
先生老いを一番感じられるのはどんな時ですか?こんな直接的な言葉は
あまりにも失礼で使いませんでしたが・・・・
「判断力が無くなること」と即答。「女学生時代の友人で資産家の所にお嫁に行った
人たちが近頃ぼけてきているの。ボケるということは、いやあね。同じことを何回も
繰り返すのよ。話に向上と言うものがひとつもないの。私は知りたいことが沢山あるのに
有意義な人と有意義な会話がしたいのよ」
たとえば?(コ)
「なぜ私は唐津を避暑地に買うはずが、北海道のあの場所と出会い、(本当はあの山の上では
無い場所を買ったはずが何時の間にかあの山の上になり、家まで建ち、あんな騒ぎに巻き込まれた)
どうして毎年アイヌの鎮魂が私の使命と決めて行っているのか、だとか。どうしてしなくてもいい、
夫の借金の肩代わりを進んでやらなければならなかったのかとか。思い当たるだけでも聞きたいことは
沢山あるのよ」と言われる。
「解りました、私でよろしければ解読いたしましょう」とお約束した。
「アルツハイマーと認知症とは違うの?どうしたらそうならないの?」と聞かれた
アルツハイマーは脳細胞がプチプチと消えていくらしい。孫の皿の上の物に知らずに手が伸びたら
アルツハイマーの始まりと思えということらしい。
認知症は脳に何らかのアクシデントがあり話をしない事によって起こる病気だそうだ。
ですから、気に入った人とお話しをしてください。私で良ければ何時でもお呼び下さい。
先輩とのお話はたのしい。ご自分では老残と言う言葉を使われているが まだまだ「ここにあり」
でいて頂きたい。
最後に私の書いている次なる本の表題が固いと編集の方に言われたという話をすると
「そりゃあ私だって知恵を絞るのよ。表題は本の顔だからね。」そうかもっともっと知恵を絞ら
ねばならない。
「また、やさしく、バカが付くほど丁寧に書くのよ。」というアドバイスも頂いた。
またまた書く気が出たコトネです。今先生は最後の力をだして長編にチャレンジされるそうだ。
今を生き切っておられる。素敵だ。