自分磨き
5時半に同室の人の大きな声で目が覚めました。
長い長い寝言。昨日食事の席で私の横に静かにお人やかに座っていらした方でしたので
朝からビックリ。かなりの鬱積したものがあると思います。
今日も桐島サロンはお客様が増えるらしい。
昨晩は各国のワインに酔いしれた。この集まりは垣根を越えた人々が顔を出す。
「来る者拒まず、去るもの追わず」の桐島流人間関係作りは学ぶべき課題が見える。
料理の上手な桐島先生の手料理は戻り鰹の土佐風たたき、ウドの金平、バンバンジー、竹の子ご飯大皿から
どんどんなくなり、客は無言になる。「皆さんが無言になられると美味しい証拠ね。」と嬉しそうに優雅に
ほほえまれた。やはり姫である。「今夜は和食ね、明日は美味しい魚を仕入れましょう。」葉山は海である、
桐島先生の小説にもよく出て来る小学生時代から過された思い出の場所である。
大きな日本家屋のこの素晴らしい家は先生を包み込んでいる、私もどんどん癒されていく、
日本家屋とはこんなものではないだろうか。しかし、お手入れが大変だと思う。
今から御用邸まで歩いてみようと思います。