蘭の花
友人に頂いた蘭の花が咲きました。
何時もならどんなに花芽が出ても開く前にポトリと落ちてしまう蘭の芽が
何とうまく開き、更に旅から帰ってきても、もっているのです。
昔、タイやビルマ、等から品種改良と称して密輸入をしても欲しい花だと
言っていた蘭に魅せられた人の話を聞いたことがありますが、蘭と言う
花は本当に微妙で環境を選ぶ花であると思います。
まるで、人のようです。
毎朝声を掛け、霧吹きで水をたっぷりかけて上げる他は今の所何もしていません。
人もそうです、その人の環境にあった場所や人間関係でないと咲かないようです。
蘭と違い人間は足で自分の好きなところに行けるのですから、自分に合う環境を探す
ことは可能ですよね。
私の周りには蘭の花のような方が沢山おられるので、しばらくはこちらを
楽しみましょうかね。蘭のような人は決して自分の内なる強さや弱さを人には見せません。
それが、周りの人にどう映っているかなど、論外なのです。
素敵な花芽を持っていても自分で花を見せないように内から枯らしてしまう、
強さがあります。
しかし、もうそんなスタンスを取っていなくてよいのです。
貴方が環境さえ選べば、貴方の持っている素敵な花が咲くのですから・・・