心の底に潜むもの
内観と言う作業や、自我を見つめ自分を引っ張り出すと言う作業は
グループでは行えないと痛感した。
本当に人を助けたいと思う気持ちが療術者にあったら一対一がやはりベストであろう。
しかし、こんな金銭的効率の悪い事を一般の療術者は好まない。
クライアントに感情移入してはいけないからでもある。
しかしどう言う訳か今私の所に求めてくる人がいる。どんなに叱られても、自分を替えようとする
「昨日姉にほっぺたを殴られました。」貴女があまりにも好き勝手言ってるから。
家族に対しての甘えもあるだろう、しかし甘えられる家族がいてよかった。
彼女は自分が困った時彼女の言うスピリチュアルな人々に相談をしたと言う。
全て鵜呑みにしてご主人に投げつけた。そんなことしたら、壊れるに決まっています。
「誰だってそんなこと言われたらどうしようもないのだから、貴女の事嫌になるよ。」
そこには、他人の不幸を勧める悪魔の顔がちらつく。
なぜ彼女はそこに気が付かなかったのだろう、そこには、自分で意見を持たない
誰かがこういったからという依存が見え隠れする。
しかし今日はたまたま時間があった、話をした。その中で見えて来たもの
それは彼女の心の闇だ。ガンガン怒り、怒り、切り込んでいった。今彼女は
白紙に向かい自分を飾ることなく相手を特定しない文章を書いている。(はず)
どんな人にも自分が考えてもいない心の底に潜む闇がある。
さてさてここに本人がメスが入れられるかが正念場だろう。
自分自らの胸をかっさばく。彼女にそれが出来たら一つ進歩なのだが・・・
何を書いて来るだろう。クライアントと療術者の一騎打ちだ。
私の中の闇十分に知っている。ここを知り。始めて自分をコントロールできる。
逃げては何時までも堂々巡りだ。