人脈

久しぶりで企業の会長講演に参加した。

ビジネスをしていた時は良く色々な方の講演会に参加したものだ。

今日の「人脈」と言う講演を聞いて自分なりのレポートをしてみた。

こちらの会長は苦労人だ。腰は誠に低い。役員以下社員は兄貴か父親のように

彼を慕っている。女性もフアンが多い。顔は日本人独特の顔ではない。鼻の高い美男子である。

この人の束ねている集団は運送業の集団である。私がよく思うのは車やバイクの好きな人は

自分の中に馬の好きな武士と縁のある人が多い。この講演に参加している人々もどうも

武家集団であったようだ。

講演の内容は、「人脈が自分を成功に導くカギだ、経営者の極意である。」

他人が作った人脈はその他人の者で自分が作った人脈では無い。

自分がこの人とみこんだ人を水面下で目立たないように、継続してお付き合いしていく。

ご自身の人脈も紹介しておられたが皆大層な方々ばかりである。

話の端々に分を知るこの人なりの生き方がみえる。決して前に出張る事はしないが

誠心誠意真心を持って当たっている。又そんな彼の生き方を目出、楽しんでくれた

人脈であるらしい。

彼はこんな事も言っていた、本当にこの人が自分にとって大切かどうかはじっくり

考える。静かに自分だけの時間を取ってじっくり考えるのだと。鏡を見てそこに写る

自分を見つめ考える。沈黙の静かな時を持つ。

そして結論を出す。出したらブレナイ。

その方から受けた恩の事も考える、口だけではない不言実行を良しとする。

この言葉の裏に「来るものは拒まず。去るものは追わず。」素晴らしい人生を過ごしている人の

共通の哲学をみた。

また、判断力と直観力は間違いのない即決力に繋がり、素晴らしい人生哲学を後輩たちに

残そうとする努力を生んでいる。

私の歳より少し上のお兄様であるが事実に実証された魅力ある講演であった。