素の魂
私も「死なないで殺さないで」と言う本の伝者になって初めて自分の中に
「素の魂」という私本来の魂の存在に気付かされたのであるが、昨晩若い人々と
月例会の後、話をした。そこで素の魂の事を私なりに確認した。
素の魂=私自身の魂は、自分の生涯の経験や人との出会いによって成長を続けている。
人は他人に会い成長し気づかされ育って行く。その刺激が栄養となり、
間違いない方向に自分を持って行くことが出来る。自分のことをより真剣に考え
其々に自分の経験知でアドバイスを下さる周りの人々に、感謝せねばならない。有難く受け止め
そこから自分なりに考える。決して全てを受け入れるのではなく、自分で判断し自分で
結論を持ち行動する。選択権と決断権は自分=素の魂が持っている。
私たちの中にいるサポータたちは私の人生のステージの中で、自分のカルマと関係ある所に
係わってこようとしている。私の人生はサポーターのカルマ解消の為の人生ではない。
あくまでも主役は、素の魂=私なのである。
私たちは限りある自分自らの時間=人生をしっかり生き切り素の魂自身が持つであろう
カルマをいかに少なくできるかと言う大きな課題に取り組んでいるのだ。
世間で言う輪廻で背負わされた業の解消を自分の人生でしているわけではないのである。
過去の自分の人生の為に、今貴方は生きているのですか?
過去に犯した罪の解消の為に貴方の人生があるなんてことを考えたとしたら
発展も希望も無くなってしまう。
私たちは自分の為にまっさらな人生を楽しんで良いし、考えて良いし、選んで良いのだ。
たった一回の私だけの人生をコウディネート出来るのも自分自身である。
私の人生も、永い。
子供のころこんな人生になるなんて想像しただろうか
いやいや、振り返ると自分しかいなかった。誰にも頼れなかった。
自分と自分を温かく包んでくれる私の中の存在と二人三脚でここまで来た。
猛烈な人生の道すがらサポーター達は勝手に自分のカルマを私の人生の中で
解消して行ってくれた。
私は今私の素の魂と自分の人生を楽しんでいる。自らカルマを作らないように・・・