「世の中ねじくれていますよ」

「熱い人の思いが通らない時代です。ねじくれてとらえられ、一本を外そうとすると、その論争に時間を取られ、また次の論争がおきます。論争をしていると言う事に優越感をもたれる人々が増えています。好き勝手な事を言って勝った負けたなどと、ナンセンスです。」こう言った方がいた。

今と言う時代を的確にとらえた言葉だと思う。しかし、本当に人の心をひとくくりには出来ない。
顔を見て相手の表情や息ずかい、本当の真意は何処にあるのかと言う事を、しっかり捕まえなければならない。今は、パソコンと言う武器を持って、相手を攻撃してくる。ズルい話である。

しかし、それが時代であるのなら、考えねばなるまい。

たった一言が見も知らない、相手をどのように攻撃しているのか、知らずにやっていたとしたらまだ許せる。故意にそれを仕掛けたとしたら、卑怯と捕える人も多いのではないだろうか。

自分が物を言う権利を持つとしたら、今は相手も権利を持つ世の中になっている。
私は人が好きである。皆がこころおだやかに人生を送って頂きたいと願っています。