イソップの寓話、カラスの話。

そう、皆さんが良く知っている「カラス」の話です。

神様が鳥の中の王様を決めるので世界中の鳥たちに集まる様にふれを出します。鳥たちは

其々に、おめかししてパーティにやってきます。その中に奇妙な鳥が居りました。

色々な鳥の羽を体中にさしていますから何という鳥かわかりません。

クジャクが「私の羽を返してちょうだい。」といって自分の羽を引き抜きました。

次から次に自分の羽を取りに鳥たちがやってきます。とうとう、最後のミソサザエが羽を引き抜くと

みすぼらしい真黒なカラスがしょんぼりと、其処に立っていました。

真っ黒のカラスであれば美しかったのに、自分に自信を持てなかったカラスは

皆の笑いものになりました。


この寓話の事を私はよく思い出します。人間も同じです。その人はその人の好さを

十分に発揮すればよいのです。少し自信が無くてもカラスはカラスを一番誇りにすれば

よいと思います。誰と比較する事も無く。自分は自分に自信をもって生きていこうではありませんか。