時の追跡者。

時は刻々と流れ、

人は己を知る時間をもつ。

龍と言う聖獣が他次元に存在し、我々を見つめていようとも

我々の営みは変わらない。

人の切望する、大いなる神秘を説こうとする、高邁な精神は

ただただ時を刻むことのみの中に生ずる。

人の考えの何と稚拙であった事よ、其処を乗り越えられたのも、時と言う

追っても捕まえられない、摩訶不思議な現象に他ならない。

時を解明できたものはおろうか、確実に時は刻まれ目の前で消えていく。

永遠の時を望むか?しかし時の連なりは過去現在未来にと繋がっている。

時をどう解釈しようか?人の脳は全てを把握できるのだろうか。

人は死に、次なる世代に渡り引き継がれていく。私の人生も無駄には出来ない。