用賀にて能に初挑戦。

観世流シテ方(梅若玄祥家)能楽師 井上和幸 さんの東京用賀のお稽古場にお邪魔した。
京都で能の触りのお話を伺い。幽玄の世界が、私がいつも他次元に誘われる感覚に大変似てると感じた。こちらでは、謡と、舞の二科目でお稽古がある。私はよく結婚式に出かけ、朗々と歌われる、「高砂」に強く惹かれた。それで謡は恐れずに、この「高砂」に決めた。
謡は好きかもしれない。声を出すという事は気持ちが良い。
舞は基本である、すり足からだ、あしの親指と指の付け根に感覚を集中して目は遠い山をみるつもりで進む。足の下にアリが一匹それを潰さない様に1ミリごとに滑る様にすすむ。
不思議な事に、足の裏のしびれが消えた。
まだまだ速い。練習せねばならない。
今日は動きも教えていただいた。
次までに忘れない様に宿題。である。