遺品整理

去年12月27日に95歳で父が亡くなってから早一年の月日が経ちます。母が青梅の慶祐病院に自分の落ち着き場所を決めてから其方に通っていましたので、実家には初めていきました。
妹と二人で行くはずが、突然従業員さんが事故りこれなくなりましたので、一人で玄関の鍵を空けて中に入りました。大きな古い家ですが、両親の生きた証の品々や良い暮らしぶりがそこここに溢れ暖かかった実家を思い出していると、胸が熱くなりました。ここにあるもの全てをそのままにしておきたい気持ちがふつふつとわきますが、老いた母の希望でもあり、娘達それぞれの身の丈に合わせた、生活を
するのが、今後の生き方かと思います。
遺品整理がこれほど万感迫るものとは、今日は妹に言われた物と、父のヘソクリを見つけました。
私が引き上げられる物をカメラに映しましたが、人の生活の濃さを久しぶりに感じました。
この家が好きだった父が時々ふわふわと出てきてくれ、かたらいましたが、説得するには時間がかかりそうです。
父の若い時からの写真や絵、仏教の蔵書は息子が貰ってくれるそうです。
我が家の断捨離も効果がありそうです。