アッ八重桜だ。
吉祥寺の駅から稽古場(本宿コミセン)までの間。勿論西荻窪の方向に高架線下を歩いていく。
本宿コミセンの看板があちこちあるので、昔の懐かしい会社があったビルを眺めながら、練習場についた。
しかし、一本五日市街道を超えると其処はもう、吉祥寺の邸宅街だ。どの家も広く大きな家ばかりが並んでいる。本宿コミセンに向かって歩いていると、満開の八重桜の木を見つける。いまを盛りと咲いている。夢中でシャッターを押してしまった。
ところがである。写真を撮り終え一歩角を曲がった瞬間目に飛び込んで来たのは、ゴミ屋敷ではないか。余りのギャップに仰け反ってしまった。
この、美しい桜とのギャップ。期待した訳ではないが、イヤ、きっと私の感性の中の選択肢にはない、光景であった事はたしかだ。
何であんなにゴミを片付けていないのだろう。
ただ捨てればよいだけではないか。年寄りの独居老人が住んでいるのだろうか?区役所の人は何をしているんだろう。心の問題だろうか!考えてしまった、美しい桜でした。