芝居ビタリの日々の間にも、この世の人の比喜交々にその人の持つ、感情や優越感の行方。
人として、取るべき態度か否か。
DVDやテレビや舞台の中に存在するイジメの実体は何と演芸、芝居の世界にも、存在して居る事が解る
芸能芸術の世界には嫉妬と言う鬼が住む。
読んでいないが、虚構の世界が現実の世界と受け止め兼ねないところからまだ描かれて居ない様に思う。
人間って酷くて冷たい人もいるんですね。
究極に追い込まれた時。又他人の実力に嫉妬した時
そんな汚い感情が生まれる。凄い世界ですね。
久しぶりに友達と息抜きの小旅行で箱根から小田急電車で座席に座る。
コロナ禍の事でもあったが、
マスクをしている、気楽さから、二人で話しをしていた。どうも私達の声が気に触ったらしい。
確かに皆一人で乗っていたから話をする人間はいない。
気に触った向かえの席の男性が、
「アンタ達、周りは寝ている人も居るんだから
しゃべるのを止めるべきだろう。」と仁王立ちになって注意された。
私達は小田原始発駅から腰掛けている。注意される程の酷い行為はして居ない。
私はその態度の横暴さにマジで相手の顔を見入ってしまった。ビックリした、目で、マジで、相手の目を見つめた。二つ先の駅で友人は仕事の為に降りた。
私の前に目を瞑った男性がいる。
此の白髪の男性のドクシン術を試みた。
寝て新宿迄行こうと思っているのに、我々の会話が邪魔になったらしい。
其れでは、ジーット見つめて居てやる事にする。
浄化を兼ねて。
しかし、此の人勇気があるな。
私に一人で文句を言って、見つめられて。
周りの誰も彼の味方をする人は居なかった。
しかし私のモズのような目からは逃げられなかった。
最後まで見つめていた。
溜まりかねて、降りる時誤ってきた。
「こちらも悪かったのです。お気になさらないで下さい。」と言っておいた。
目は口程に物を言う。
しかし他人に注意するには勇気がいる。
真の正当性を身につけて居ないと、出来るものではない。多分彼は東京都庁にお勤めの役人さんだろう。
難しい課題である。