あ〜〜やっぱり。
思い切って今日は大倉正之助さんのコンサートに伺ってみた。ちょっと遅れたせいもあって
会場は超満員座れる席を探すのに大変でした。
今日のコンサートはいつもの能楽の世界と違い大鼓と笙(しょう)と声の競演でした。
笙は大倉さんがいつも話してくださる銭 騰浩さんでした。トウギさん(母方の祖母の妹がトウギ家に嫁いでおります。)
の笙は聞いておりましたが中国音調の笙の音は西安以来です。しかし、優しい音に中国の音楽性の高さを感じました。
「日本と中国が交流できるものはもう芸術の世界しかない。」大倉さんはそんなことまで、話されました。
MINEHAHAサンという珍しい芸名ですが何とも美しい声です。
私が気に入ったのは深山幽谷という大鼓と笙の競演でした。笙が流れ鼓の響きと大倉さんの息使い
しか聞こえていないのに頭の中に素晴らしい奥深い山が揺らめき立つのです。
もの凄い芸術性です。
MINEHAHAさんの歌は鳥の歌が好きです。「体を離れた魂を鳥と言い換えた」素敵な歌でした。
彼女は私と同じ体型をしておいでで好感が持てました。多分スピリチュアルな歌声のせいかもしれません。
私の様な者は食べなくてもいいのに宇宙のエネルギーもしっかりと自分の身体に吸収してしまう
それに、美味しいもの大好き。「上海ガニをお腹いっぱい食べたいの。」のトークのくだりはまいったな〜〜〜。
私と感性が似ているかもしれない。
くしくも、文化の日に芸術性の高いコラボレーションを感じるこんな機会をもてたことに感謝です。
お誘い頂いた大倉正之助さんにお礼を申し上げたいと思います。
また、彼が行っているワークショップの素人でも大鼓に触れ、親子で体験しその中から能や狂言に
興味を持つ人を育てたい。という素晴らしい構想に何らかのお手伝いが出来たらうれしいと思いました。
本当に有意義な文化の日でした。
帰りに吉祥寺の良く行くお店で「上海ガニ」食べました。どうもインプットしちゃったのよね。
やはり美味かった・・・