宗像大社
九州の方特に福岡の方は玄界灘に面するこの大社のことはご存じであろう。
国家守護の神として沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、陸の宗像大社の辺津宮に
それぞれ、田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、
市杵島姫神(いちきひめのかみ)を祀っています。この姫達は天照大神と素盞嗚尊
の誓約(うけい)により誕生されました。天照大神の神勅により宗像より朝鮮半島に
向かう海の道に降臨されたとあります。きっと、この地は太古の国際交流の玄関口
であり、要の土地でありましたのでしょう。
宗像大神には「道主貴(みちぬしのむち)」という尊い別称がある。全ての道に通ずる
神として、弁財天を祀る6000社あまりの総本山です。
さてさて、またまたコトネさんこちらの一番行かなければならないところに
風に吹かれてまいりました。そこは、高宮と言われる古代祭場です。今でもこちらで
古式ゆかしいお祭りが行われております。沖ノ島は神の島として今でも女人禁制
海の正倉院とも言われ人の手がほとんど入っていない、神秘の島です。
古来からの斎場を復元したものを見てびっくりしました。その頃から榊が使われていました。
漢字が出来る前からこの植物が神祭りに使われていたと言う事、その榊が私たちに力を貸して
頂いていたのだと分かった時の喜びと驚き、本当に良い旅でした。
しかし、この神秘の島をユネスコの国際遺産登録をしたいと地元は動いているようなのですが
いかがなものでしょうか?宗像大社の奥の祠が荒れてしまったのはそのせいではないのでしょうか?
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