水子
既婚の女性の高い確率でこの水子の体験はしておいでであると思う。
男性には関係のない話とはいかないこの水子という存在。
悲しい霊体の中には可哀そうなこの水子の話が沢山ある
「現代で「水子」まさか関係ない関係ない。」いいえそうでもないのです。
医学がしっかりしているこの現代、お腹の中で既に医者から「異常児ですよ」と告げられ
確かにお腹の中で10か月まで育った子供はたとえ死産であっても親は可愛いものです。
しかし、葬儀もしっかりやって、もう当然天国に行っていると思っていたのですが、
やはり生まれたての赤ん坊です。可愛いと言う親の念が度を超すと親の傍から離れなくなります。
今日つわりが酷くてと言うご婦人を見舞った時背中にオブさっている動物霊のような霊体
を見つけました。そーっと13面体に吸わせて塩ぶせして家に連れてかいりました。
連れて帰った時は毛むくじゃらの霊体でしたが、12時には生まれた時の真っ黒な赤ちゃん
2時には普通の肌の可愛い赤ちゃんになって今も私の傍で静かに眠っています。
先ほどご住職とお話し私も伺ってしっかり御成仏していただく事にしました。
どういうことであったかと言いますと、親が常にじぶんの傍に子供の遺影を置くのは良いのですが
肌身離さず持つ、親の優しい気持ちが災いして子供を天国に行かせない。常に自分の
傍にいると親が思い込む。何もわからない赤ん坊はここに居ても良いのだと思う。
また子供が出来る、親の興味は兄弟に移る。次の子供は抵抗がないが親の興味が
自分以外の者に移って行く事を極力嫌う。霊体は特にこちらの気持ちで三次元に
引っ張ってはいけない。その霊体も不幸である。特に分別の無い子供の霊体は
気の毒である。
「早く天国に返り、生まれ変わる準備をしなさい。」と言ってあげなければ
次に生まれて来る子供に対抗意識を持ったり、排除しよう、お母さんは自分のもの
お母さんの子宮は自分のものと勘違いをおこすのは当然なのだ。
新しい命とは戦いをする。負ければ新しい命も死産となる。
酷い時になるとお母さんの命も自分のものだと勘違いして取る事にもなる。
水子さんとはこの世にいる我々大人が作り出してしまった可哀そうな霊体でもあるのだ。
今も私の隣ですやすやと眠るこの子を早く地蔵菩薩様にお願いしたい。