黒蜥蜴

三島由紀夫美輪明宏の為に書いたと言われる劇作品「黒蜥蜴」

美輪明宏さんは勿論主役の緑川夫人を演じられた。もうずいぶん前に娘を連れて

見に行ったのだ。

今回趣味の芝居塾の夜の部の本気コースでこの黒蜥蜴の台本を読ましてもらった。

初めの第一幕が全てを予言するように展開するわけだが、この一幕目を読み合わせした。

昔見たあのシーンだ、相手役の女の子がやけに下手すぎた事ばかり頭に浮かぶ。

このシーンやそれぞれの役に対する細かな分析がなされると、初めてこの最初のワンシーンの

重要性に気が付かされた。この短いワンシーンにこんなに多くのエキスが含まれていたのか・・・

しかしあまりにも幼稚な役者の芝居の下手さが、こんなにも芝居を滅茶苦茶にしていたのかと

思うとなんとも興ざめである。三島由紀夫さんも墓場の影で泣いていただろう。

しかし、芝居は面白い。素人であった8か月前が思い起こされる。

娘の武蔵の芝居塾も皆様のおかげで順調に展開し始めている私も違う人生をこの芝居塾で

楽しんでいる。1月にはまたまた新しい展開がある。武蔵野プレースの場所が

武蔵境の駅近三分の所に場所を移して始まる。楽しみにしている。

オープンセレモニーにはどなたでも参加できる。お芝居が初めての方も有名俳優さんの参加もある。

どうぞ、1月の16日はお時間を空けておいてください。

近くになりましたらブログで紹介します。