フリィータイム
福岡の友人達と自由時間を楽しむ。
佐賀の読み取りも面白かったが、今日は疲れた私を気使って皆さんが私が元気になるようにと
香椎宮に連れて行ってくださった。こちらの神社は[神功皇后を躬て仲哀天皇の御神霊祀られたのが起源とされる。
伊勢神社と共に廟号をもって他の神社と異なる特別な御崇敬を捧げられ、国家の大事に際して必ず奉幣の勅使を差遺
された]とあります。まず社殿に入りましたがご挨拶もそこそこに、自分の感性をこちらの一番伺わなくてはならない場所に
向けてみますと、旧宮跡という標識によばれました。
皆でそちらに歩きますと、爽やかな気の歓迎を受け、香椎の宮の名前どうりすばらしく芳しいにおいにつつまれました。
またこちらにサニワ斎場があったのです、サニワが国史に現われたのはこの地が最初です。
何だか来るべくしてここに招かれたようです。
すると、どうでしょう。私のサニワになってくれた女性でいつもは、口数の少ない人が急に次のようなことを
語りだしたのです。彼女はただ素直に口に出しただけだと申します。
「人間社会の謙遜と神(天)に対しての謙遜は違う。神に対して人間ごときが謙遜のコトバをだすことは
神より上から目線で物を言っていることだ。ただただ、お役目に対し、素直であれ。
神の世界には上下は無い。おのおのお役目があり、お役目に感謝する事が出来ればおのずと道はひらけ、
迷う事も、ずれる事もなくなる。真っ直ぐに進む事ができる。不安に思うことはありません。
一息置いて神からのコトバを聞きなさい。あなたの中に神はおられます。人に聞いてはいけません。
自らの内なる神に聞きなさい。こんな私ではなく、足りない自分ですがお役目をいただいて
感謝します、と言う素直な心を大切に。それで良し。」とても素晴らしいお言葉でした。
私は、天下国家のことを見ておりましたので、彼女には私に降りれない重要なものが、降りたのだろう
と思われます。このように、少しづつ持てる力が大きく開花する人も出てまいりました。ありがたいことです。