人と言う字

昨日春一番の事を書いたら朝から強風で電車に遅れが出たり、目の前を色々なものが

吹き飛ばされて飛んで行った。

今日はI夫人に車で送って頂いた。その車の中でご家族の健康に話は終始したのだが

自分は人と言う字が好きだ、自分たち家族は支えあって今がある。

というおはなしをしてくださった。この御家族は幸せである。

良く人は一人では立っていられない。支えあってこそ人である。と解かれる方は多いと思う

しかしコトネはあえて言わして頂こう。片方が頑張るともう片方は依存になる。

この事をしっかり解かっていなくてはならない。つまり甘えの構造になりやすいのである。

かえって相手をだめにしてしまう。子供でもそうだし、夫婦関係、友人関係でもそうだ。

単に甘えの構造を持った、人と言う字はうまくない。これを美徳と考えてはならない。

美しい人と言う字は誠にバランスが良い。誰もがこのバランスを良しとする。理想である。

心の弱い人ほどこのバランスを失い、だれ彼となくご迷惑を周辺にまき散らすのである。

人とは一人でも十分にやっていける、立って行ける生活していける人間のことなのだと

しみじみ思う今日この頃でありました。