逃げ出してみた

軽井沢へ。まだ、スキー場からの風はヒンヤリしていた。

まだ雪がそこここに残っていた。旧軽井沢の三笠パークの別荘地は軽井沢の駅から車でワンメートルだ

別荘地の中に入ると雪の下から春の息吹のちいさな蕗の薹がいくつも見つかる。南斜面は特に面白い。

地元の人はこの春の香りでふき味噌を作ると言っていた。手のひらいっぱいのちいさな固いつぼみが

取れた。

まさに今日の軽井沢は暖かく上着も脱いでしまった。まだ人の出足はまばらだし、貸店舗も空きが目立つ

街並みだがそろそろ春休み初日の金曜日とあって、昼ごろから人が出てきた。

プリンスのアウトレット、ここはいつでも人がいないことは無い。しかし今日からバーゲンだそうで

にぎわっていた。皆さんに交じってのぞいてみたが70%90%OFFに目は行くがお財布の中がちょっと

物足りなかった。一緒に連れて行ったオチビさんは風が気持ちよいのか終始ご機嫌屈託のない笑顔に

つい引き込まれて笑顔で答えてしまう。

いきの新幹線も混んでいたが帰りも家族ずれが多かった。

ここの所人生の第二の幕が下り次のステップに飛び上がる準備をしている自分を感じる。

兎も角春一番がもうすぐ吹く。

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先日「取りこぼしに注意」と言う指針を頂いた方から辞書を引いたら「勝てるべき勝負に負ける」

と書いてあったが人生負けてしまうかもしれない事ですかと言う質問がありました。

まず、今年の指針は2012年の問題です。人生負けてしまうなどとは大げさです。

「取りこぼし」というものだけ引いたのでしょうね。よくお相撲などに使われますよね。

それなら解ります。しかしこの指針の意味はそちらではないでしょうね、注意と言う言葉の方が

私にはありがたく聞こえます。きっとこの方はあれもこれも真剣に取り組んでおられるのでは

ないでしょうか、しかし人間気が張れば張るほど緊張してポカミスをしやすいそれを注意しなさいよ、

と言われたのではないのでしょうか。

こんな例は如何でしょう。ビギナーズコースは13面体の初歩の初歩です。そこを早とちりして、

なんだ、こんなものなら勉強をすることも無いなどと判断して初級コースすら出なかった、後になって

初級コースで学んでいる人と話したら、あまりの、濃さにびっくりした。などと言う話・・・

「早とちり」と「取りこぼし」は対語でしょうかね?