ホモサピエンス=人類=この不思議な生き物
長沼 毅という若き生命学者をご存じであろうか?
彼は宇宙飛行士を目指したそうだが受からなかった。失意で下ばかり見ていた時
自分が見詰めているこの地面は地球と言う惑星の表面だと気が付く
「そうだこの地球の表面にどれだけの生物がいるか見て歩こう」と考えた。
南極、北極、氷河の下、火山の中から新種の生物を探した。まだ行っていないのは
高い山だけだと言う。
地球には200万種の生物がおりまだ6000種しか見つかっていないのだそうだ。
その中で日本人の清潔感の異常さを話した。「海外に出るとそれが解る。」
「人間は自分の細胞は60兆個だがその人間が付けているバクテリアは100兆以上だ
このバクテリアと共存生活しているのだ。」と話された。
確かに前に東京女子医大のインスチュートで勉強したとき
超微粒子写真で人間の顔の写真を見せられたが気持ち悪いほどのバクテリアに埋もれた
人間の目を見た時ゾ〜ットした覚えがある。
「地球で生きる限り共存で身を守っている、生物の知恵を知るべきだ」とも言われた。
清潔好きの日本人。考えさせられた。
又こんな話も出た。私はよく、「人間死にたくても簡単に死ねない。生きたくても生きれない。
だから今を懸命に生きてみよう。」と言うのだがその回答の一つではないかと思う言葉が
彼の口から出た。それは
「人間の身体の持つ生命力は素晴らしい。駄目だと考えているのは脳のみである。」
確かに私も人間は頭と身体と別々のものがくっ付いているように思えてならない。
発達した脳の部分と、けなげに命令どうり動いている身体。もう駄目だという考えが生命力を
十二分に発揮出来なくしている事実を沢山見てきた。
今日は朝から楽しい番組であった。