もくとう
ただただ今日は祈った。心から多くの方のご冥福を・・・
大自然の驚異を前にした人々の心を思った。
生きている者の責任を思った。
あまりに大きすぎる爪痕を思った。
あれからやっと今日、現状を直視できた。確かに被災地に行き献花している、祈ってもいる。
しかし、今日自分の中でこの大災害が呑み込めた。
地震大国日本、大変な大地の上に私たちは住んでいる。その自覚を身に染みて出来た。
「神が起こした所業は神が責任を持とう。しかし人が起こした所業は人が責任を持たなくては
ならない」とあの2011年3月11日の読み取りで言われたことを思い出した。
人はどれほど傲慢であるか、のど元過ぎて忘れてしまってはならない。
被災地で何もなくなった大地を見た時そこには霊魂が作った町がぼんやりと存在していた。
霊魂の世界は薄れていた。1200年間は光になれない霊体たちの存在はあるかもしれない。
しかし、必死でご成仏を願う人の祈りは届くはずだ。
皆様安らかにお眠りください。