とうとう見っけ!!
1995年のことです。(今から約19年前の事です)
その当時私は色々見れることが嬉しくて自分の周りの人の
後ろに並んでいる人の事を片っ端から勉強だからと言って
見させてもらっていました。その時私の妹にはショパンの姉のルドビカと言う人がいました。
妹は東京芸大のピアノ科に席を置いていましたので興味をそそられたのでしょう。その時
「ショパンは又この世に出てきているのかしら?」と言われ
「ロシアあたりに住んでいて、ピアノや作曲を勉強している男の子で
12歳くらい。アレキサンドル・ラムスキーと言うらしいわ。」と答えたそうです。
それから、20年間妹は思い出しては、そんな子はいないかなあと思っていたのですが
きのう、偶然に手にしたリサイタルのチラシに「アレキサンダーロマノフスキーの
ピアノリサイタルとあり履歴を見ると1984年ウクライナ生まれ1995年は
11歳でした。音楽批評の冒頭に「時を超えて現代によみがえったような」にはじまり
「ロマノフスキーのショパンは・・・・」そうだろうなと思い当たる言葉がかいてあったとか。
やっぱりいた・・・・・とうとうみつけた。
妹の喜びは解ります。
これで、妹の後ろにおられたルドビカさんはどんな思いで再会を果たすのでしょうか。
そんな現場に立ち会いたいものです。
一月のリサイタル妹と二人で行ってみます。