人って何でしょう?
この事がS氏の訃報からズーット頭から離れない。
彼の言葉で思い出す言葉がある。「人間幾つになっても自分さえその気になれば
新しい遣り甲斐を見つけられる。」と右手の人差し指を立てて言うのが癖でした。
ご家族に会うことが出来た。美しいお姫様の様な奥様だった。利発そうなご長男と
一月に結婚なさった若奥様、彼は京都人である。お墓は西本願寺さんにあるそうだ。
お兄様の御威光で49日過ぎたらお骨は西本願寺さんに移すのだそうだ。
世田谷の深沢、素敵な洋館のお住まいであった。どこのだれが、彼の事をひどくおとしめたのだろう。
カルマになっていないと良いのだが、彼は何も言わなかった。
彼が何かを耐え忍んでいたことは確かである。
人の嘘によって人の一生を変えてしまうようなことをした人の末路は神様が許されるのだろうか?
それを信じてその状態を支援した人はどう評価されるのだろうか?
人間のかかわりを考えさせられた。
これは欲かも知れないが私の周りには皆素敵な良い人ばかりが集まっている。
そう思えることが幸せである。
陰口をたたく人は要注意人物と思って差し支えないと思う。
清濁合わせ飲むと言うが事と次第による。