76歳の女優

往年の映画女優浅丘ルリ子さんがテレビに出ていた。

何時も朝の番組はテレビはつけないのだが気になった。

何故なら芝居の宗政りつという役柄が72歳なのだ。確かに浅丘ルリ子さんは若い。

桐島洋子さんも今年80歳になられるはずだが若い。若い秘訣は「恋」だというからまたまた驚きだ。

近頃外に出ると72歳を探している。劇の名前が「見果てぬ夢」だ。どこかで聞いた方もあろう。

そう、ラマンチャの男「ドン・キホーテ」の事だ。

私の役はこのドンキホーテなのだ。二日前にやっと気が付いた。芝居を見に来て下さる方は、

きっとドン・キホーテシンドロームで泣いたり笑ったりと忙しい舞台を目にする事だろう。

この前の「煙が目に染みる」で、化粧が崩れるほど泣いてくださった方がいる。

今度は、ハンカチと化粧道具忘れずに持っていらしてください。


なぜ浅丘ルリ子さんを捉えたかと言うと、彼女が後輩俳優さんに、「一に声。二に姿。三に芝居」

と教えているのを聞いたからです。何だか芝居の前に良いアドバイスを頂けたような気がしました。

15歳の時から台本と浅丘ルリ子でいつずける事をしている人の言葉です。

156センチ35キロの体重はさすがであります。あーーーーーー女優でなくて良かった。