何処でもいつでも勉強です、

箱根ガラスの森美術館にやって来ました。
風が山にぶつかり、どーんどーんと、雷の様な音をたてます。
ジュゼッペ,・バロピエールの一家「風にそよぐグラス」の一挙公開がされていた。なんと
いっても、本物に目も心も奪われる。
どんな技術であんな細いガラスの管の所で、上の器を支えているのだろう。奇跡だそうだ。そんな奇跡を目にして、なんだか違う空間をつかんだガラス作家の満足感が伝わってくる。
お昼はレストランで、ベランダの日傘の下で、肉声のカンツォーネを聴きながら、スパークリングワインでグラスを傾ける。至福の時間を過ごす。さてとこれから、姥子の秀明館にむかう。少し目が酷くなったから姥子のお湯で坂田金時さんがお母さんを治したように、お湯の中で、目をパチパチやってみよう。秀明館とは深いご縁がありますが、日本一落ち着ける、お湯です。
自分の頭の中を整理する為の旅行ですから、秀明館程の所はありません。目が不思議によくなってます。
帰りは小田原に出ました。娘が探してくれた寿司屋で最高の江戸寿司をつまみ面白い話しをつまみにしたら、ヤァー酔いがまわってしまいました。その話は、親方はここのところ台風被害があり、築地に魚が上がってない。と言う話から生け簀の網が流されて、魚が海に流された。しかししばらくすると、餌の時間には生け簀の周りに魚が集まってくる様になった。彼はその生け簀の周りで釣りをして、簡単に鯛を釣り上げている、という話をしてくれた。魚にも帰省本能があるのか?
餌は努力をしなくても貰える所に来るのか?
すり込みによる習慣性の問題なのか?
現代人の習性も含めて、考えてみました。