歴史とは。

高円宮妃久子様のロシアの旅の紀行文の中にこんなお言葉がありました。f:id:amanokotone:20190324060655j:plain

 

「歴史とは、時代の都合により書き変えていく物語りのような物です。」

 

久子妃殿下の濃いお言葉を紹介したくなったのには理由があります。この前の部分に、戦前の日本とロシアの良好な関係が書かれており、その後のロシア皇帝家族暗殺の歴史が書かれておりました。そして現在のロシアの皇帝家族に対する意識の高さについても、触れておられました。その上でのお考えです。明らかに日本の天皇とは違う存在、で有る皇帝の歴史に、思いを馳せました。

「歴史の真実とは、何かを考えさせられる旅となりました。」でこの文章は閉じられて居ります。

私は今日の13面体の初級コースが終わりましたら、周防大島村上水軍の歴史ツアーに参加します。そして山口へ。昨夜は同行してくれる人々と共にこの旅の意義を追求しました。果たして、私は自分の人生の貴重な時間で何を感じようとしているのでしょうか?また、「歴史の真実とは何か」を私なりに見つける事ができるでしょうか?

今私に言えることは、私に与えられた課題をこなすだけです。

 

我々人類は、今、地球の歴史の中の1ページに居ります。この地球の歴史は、書き換えが出来ません。新しい物語は、紡げないと思います。故に、人類が、この地球の歴史を終わらせてはならないのです。