ご報告
今日被災地に3回も出かけ子供のためのNPOの方々の協力者になり実際にボランティア活動をとうして
出かけている写真家の生の声をこのブログでお伝えいたします。
「僕もかなり肝は座っている人間のつもりでいましたが、現地に入りホントに情けないと思いました。
そんな中で親を失い高波に襲われその後2日間雪の中で食べ物も無く、それでも波の音が絶えず聞こえる
そんな中耐えている子供たち。
何かしてやりたいと必死で考えている時色々な人に出会いました。
一人はお店を流されたけど避難所の人のためにお好み焼きの屋台を出している人。(彼はその人にお好み焼きの材料を送っている。この材料支援の方法は
私でもできると言う事だ。)
もう一人はたらこ屋さん(石巻の港水産さん)自分も被災しながら3階に80人の人を収容し、物資が何も届かず、自分の家の流されなかった
お米で薄いおかゆをすすりながら援助と保護を待った。今は自力でたらこの生産ラインを確保して生産を始めたという。
公共の物は場所によっては何も機能していない。一番支援が早く届いたのは大阪府橋本知事のところ。命令系統がしっかりした地域の
強さを知った。
人殺しがないのが不思議。窃盗は頻繁。女、子供はくらいところでは一人で歩かないようにというお知らせは早くから回った。
まるで、流されて何もないところと、無事だったところその間の半壊の所に支援物資が届いていない。しかし、一階の入り口がやられているから
2階に家の者がいないと泥棒にもっていかれる。だから家から出れない。まだそんな所が沢山ある。
自衛隊のありがたさを今回ほど知ったことはない。警察も消防もほぼ機能していない。
自衛隊が避難所でも回ってくれるから大事にならない。
国はあてにならないので2000人の人、丸ごとの移動を考えている町もあるが人数が人数だから受け入れ先があるかが不安。
支援物資も長期戦になると思う。ついこないだまで毛布がありがたかったが今は死体を包むに使われるようになった。
それよりひどい話が赤十字に国民から集まった義捐金を国が使おうとしている。何に?仮設住宅の電化5点セットを購入するためだとか。
被災者に一人頭50万の義捐金が出た。しかし合計からすると後はどこに行ってしまったのか????
彼はこれからまだまだ支援が必要だといっている。永い長い支援になりそうだ。
支援も人から人に直接手渡しが一番だそうだ。」一挙に話した彼に疲れが見えた。
ここまで書いたがもう一つ皆さんどうしたらいいかあなたの力でどうにかなる話ではないと
あきらめたら日本の未来はないかもしれないそんな話を書こう。
東京電力を解体しようと動いているとしか思えない今の日本国の政府のやり方を苦々しく思っておられる方も多いだろう。
どうもその裏に日本の水源を狙う魔の手が動いていることを我々国民は知らなければいけない。東電の所有する水源はあの有名な尾瀬を始め
主要な水源湿原地が多い。そんな所を単なる不動産売却という言葉で済ましてよいものなのだろうか。
日本の国民が知らないうちに国土をかなりの勢いで買われている現状を把握して欲しい。
我々一人一人は小さな砂粒でも自分の国土が守れない政府に実権を握らせていて良いものだろうか?
私たちは国を失い流浪の民となっても良いのだろうか。いまこそよく見て、よく聞いて、真実に目を背けてはいけない時ではないのだろうか。
自分の私利私欲自分の立身出世のみしか見えていない行動できない人間にこの国の将来を任せられるのだろうか。
どんな状況でも人は生きて行かなければならない。全うに生きたいものである。責任を持って。