神社のご本殿に上がりました
何時もと違うご挨拶に初めての人は戸惑いますよね。
しかし、一年に一度又は記念の御昇殿の時の作法は知っていても良いでしょう。
私の知る限り神様方はより自分に近くいる人の祈りや祓いを叶えておられます。
祝詞や祓いが聞こえる拝殿内の参拝は神様方の集中は違います。
社務所や授与所と言う所に正式参拝の申し込みをするところから始まります。
御祈願や御祈祷をお願いするときは内容をあらかじめ告げ、玉串料をおさめます。
お祓いを受けてから神職と昇殿します。伊勢神宮の時は巫女舞があり、座礼でした。
礼の仕方にも小揖(しょうゆう)と言って15度の礼、深揖(しんゆう)と言って
お祓いを受けるときの45度の礼。祓い詞や祝詞奏上の時の60度上半身を傾けるれい、
拝といって神様を敬う90度身体を折ってひれ伏す最も敬意を表すお辞儀です。
基本は私たちは神職の中継ぎによって神様と向き合っているのだと言う意識です。
雅楽も神を呼び出す音、巫女の鈴や舞も神様がお喜びになられるからの導入にしかすぎません。
真心を持って神様と接する事に集中しましょう。
席に着くと修祓といって参列者の罪穢れ払う行事が神職によって行われます。
頭を下げ幣(ぬさ)の動きを感じます。修祓は参列者、神様のお供えに至るまで
神前に出る物は全て修祓をうけます。今はそれでも簡素化されておりますが、神社庁
によって明治の時代にもろもろの作法は変わっているようです。
次が玉串拝礼です。巫女さんや神職が解らなければ教えてくれます。
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